大学入試の小論文では、大学教育にふさわしい教養と小論文作成能力が問われます。理想としては、半年以上前から2週間に一度でいいので書いて、添削を受けることが望ましいです。ワガネコは予備校で小論文を教えて10年になります。この講座ではその経験を生かして3段階に分けて指導しています。目安は各級2題を時間内に解き、各65点以上その級は終了し、レベルを上げていきます。参考書は、一般参考書をご覧ください。

学習方法

初級: 

この段階では、小論文の書き方、小論文形式、禁止事項などの基本を押さえ、小論文の基礎を作りましょう(→詳しくはYOUTUBE「合格小論文の道②」をご覧ください)。ただここでの学びは、上級になっても変わらないのでしっかり身に付けましょう。

 設問は、テーマ型小論文(○○についてあなたの考えを述べよ)や課題文を読んで解くものが多いです。また課題文も新聞やエッセイなど短く平易なもの(知識不要)が多いです。

 また共通試験後でも個人差はありますが、小論文の形式やコツを教わるだけでも格段に違います。

必要回数:4回(3週間~1か月、最速受験日17日前から)

中級: 

  主に地方国立大学二次試験の小論文です。専攻分野の基本知識や人文社会科学の教養がある程度あったほうがよい問題が多くなります。また統計資料や英語、統計資料も含んだ複合的な問題も出てきます。

 これに対応するには、新書でいいので専攻分野や人文社会科学系の議論や発想法になじんでいることがやはり望ましいです。このレベルから「小論文に期待されているのは、知性に対する敬意」(立教大学石川巧教授)がそれなりに要求されてきます。→詳しくはYOUTUBE「合格小論文の道③」をご覧ください。ただこうした姿勢を養うのは、多くの受験生は持てないですし、今の受験体制では不可能でしょう。

 対策としては、最低限、受験1年前から新聞の論説(朝日新聞が充実しています)に目を通し、可能な限り専攻分野の入門書や新書を読みましょう。受験数か月前から1か月前の場合は、手っ取り早く教養が身につく参考書(神崎史彦『小論文の完全ネタ本改訂版 社会科学系編』、『読むだけ小論文 基礎編 パワーアップ版』など)で基本知識を学ぶのも手です。さらに教科書や模試(現代文の評論文)を読み返して発想法を学ぶことも手軽で有効な対策です。

 ワガネコ小論文講座では、問題ごとに基本的知識を解説し、必要があればサイトや本を紹介しています。

必要回数:

プラン①(1年前から 月1、2回程度。受験前に月4回)

→初級を受講後、ゆっくりサイト検索や指定の文献を読んでもらい、底力を付けながら、小論文の書き方を学びます。

プラン②(半年前から 月2回程度。受験前に月4回)

プラン③(3か月前から 月2回程度。受験前に月4回)

*以上はほんの一例です。状況に合わせて学習プランを組んでいきます。

*受験直前の場合は、初級で小論文の形式、コツを学ぶだけでも全然違います。

難関: 

東大などの旧帝国大学や慶応大学など難関私立の小論文です。課題文は数ページにわたり、人文社会科学の本格的なテクスト(文章)が出ます。また小論文の規定文字数も多いです。問題文を理解し、対応するためにも幅広く読書してください。中級で紹介した「小論文に期待されているのは、知性に対する敬意……知ることへの探求心」(立教大学石川巧教授)がまさに要求されるのです。そう簡単にこのレベルには対応する力はつかないので、大多数の方は1年以上前からじっくり取り組むことが必要です。

必要回数:

プラン①(1年前 月2回程度。受験2か月前、毎週)

→初級、中級のレベルをクリアした上で、指定の文献を読み、幅広い教養(目標:新書50冊)を身に着け、サイト検索するなどして底力を付けながら、本格的な小論文の実力を養います。

プラン②(半年前から 月2回程度。受験2か月前、毎週)

*以上はほんの一例です。受講者の実力、状況に合わせて学習プランを組んでいきます。

*受験直前の場合は、初級で小論文の形式、コツを学ぶだけでも全然違います。