看護の入試は、自身の経験を書く作文に近いものから、医療看護系の知識を前提に書く本格的小論文まで幅広いです。対策も問題傾向によって多少変わってきます。ただ医療従事者の育成という看護系の性格上、看護師としての「適性」「ふさわしさ」が問われることは、共通しています。

ワガネコは医療系大学で倫理学(生命倫理学を含む)、看護専門学校で小論文を教えているので、それを生かした指導をしています。

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Aタイプ 小論文に志望理由や自身の経験を書くタイプの問題

一見簡単そうですが、先生方に納得してもらう文章を書くには練習するに越したことはありません。*志願書も添削指導してもらった方がいいです。

必要回数:4回(週1回1か月)

Bタイプ 一般的なテーマについての小論文

一般的なテーマについての設問設問に文章や図表が与えられ、それについて自分の考えを述べるもの。ここから本格的な小論文になってきます。テーマは、ボランティア、高齢社会、自殺、少子化などで幅広いです。

学習方法:

過去問や類似問題を解きながら、答案作成のパタンを身に着けていきましょう。答案のパタン、コツさえつかめば短期間で書き方を習得できます。

1段落 読解したことをもとに、テーマを提示する

      ↓

2段落/3段落 テーマについて具体例を交え、論理的に議論を展開していく

      ↓

最終段落 結論 テーマに対する結論を述べる。

おススメ参考書樋口 裕一 ・大原 理志『小論文これだけ! 看護 超基礎編』 これ一冊あれば看護系小論文の概要が分かります。 これ一冊あれば看護系小論文の概要が分かります。

これ一冊あれば看護系小論文の概要が分かります。

必要回数:6回(週1回1か月半)

Cタイプ 医療・生命倫理がテーマになるもの

学習方法

過去問や類似問題を解きながら、答案作成のパタンを身に着け、設問に応じて知識を補っていきましょう。パタンは答案のBタイプと変わりません。

必要回数:8回(週1回2か月)

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おススメ参考書:

玉井 真理子・大谷 いづみ『はじめて出会う生命倫理』有斐閣アルマ 

もう少し深めるためにはとてもいいです。